- 治療期間はどのくらいかかりますか?
- 治療前の状態や個人により差があります。一般的に歯を動かす期間が2年から3年、その後安定させるための保定期間として2年ほど通院していただきます。
- 健康保険は使えますか?
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厚生労働大臣が定める疾患(唇顎口蓋裂、Goldenher症候群、鎖骨・頭蓋骨異形成、Crouzon症候群、Treacher-Collins症候群、Pierre Robin症候群、Down症候群、Russell-Silver症候群、Turner症候群、Beckwith-Wiedemann症候群、尖頭合指症)に起因した咬合異常の治療、顎離断等の手術を伴う顎変形症の治療に限り、保険診療ができます。その他の矯正治療は自費診療となりますが、医療費控除の対象にはなりますので、詳しくはお住まいの地域の税務署にお尋ねください。
- 矯正治療では抜歯が必要なのでしょうか?
- できるだけ抜歯をしない治療を追求するのは当然ですが、それでも歯と顎骨の大きさとのバランス、上下の噛み合わせ、口元のプロフィール、治療後の安定性等を考えると、抜歯を含めた治療方針がその人にとっては最適な場合があります。
患者さんのご希望もお聞きしますが、納得していただいた上で、治療を開始いたします。 - 痛いと聞きますが、食事、勉強等に差し支えませんか?
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装置をつけた日、調節した日から3~4日は歯が浮いたような違和感と軽い痛みが出ますが、一週間もするとおさまります。食事や勉強ができないほどの痛みではありませんが、ご心配なら初めのうちは学校や仕事の予定を考えて治療の日を調整しても良いでしょう。
痛みは個人差がありますので、我慢できないときはご連絡いただければ調整します。市販の痛み止めを服用していただいてもかまいません。 - 子供が何歳になったら連れて行けば良いですか?
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症状によって治療を開始するのに適した年齢は異なりますが、上の前歯の永久歯2本が生えた頃(6~7歳位)に一度チェックにお越しいただくのが良いと思います。
遅ければ治療ができない、ということはありません。 - 成人でも治療はできますか?
- 歯とその周囲の骨が健康ならば、基本的に年齢制限はありません。しかし、成人の方の場合は治療済みの歯が多かったり社会的な制限があるなど、若年者に比べて考慮すべき点が増え、治療が多岐にわたることも多く、治療期間等に個人差が大きく出ます。
- むし歯になりませんか?
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装置が付くと歯磨きが難しくなるのは事実です。矯正治療中も必要に応じてブラッシング指導を行いますし、矯正治療をすることによって、かえってお口の健康に関心が生まれる場合も多いです。
それでももしむし歯ができてしまった場合は、その部分だけ装置を外して治療を行ってもらいます。
実際には、重なった歯の部分にもともとあったむし歯が、歯が並んできたら見えてきて、治療をするケースが多いのです。 - 目立たない装置はありますか?
- 装置が目立つのが気になる方には、ほとんど目立たない半透明の装置を使用しています。(料金に差はありません)
反対に、わざとカラフルなゴムを装置につけて楽しんでいる患者さんもいらっしゃいます。
成人の方でとくに希望される場合、歯並びの状態によっては裏側からの矯正も行います。(基本料金は別途必要になります。) - 矯正歯科専門医院と、一般歯科医院での矯正治療とは違うのでしょうか?
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矯正歯科医は歯科医の資格に加えて、さらに数年の専門教育・研修を積んでいるため、様々な状況に対応できる準備があります。また、スタッフも矯正治療に対する経験が豊富なため細かいアドバイスができるでしょう。
当院は矯正専門の特性を生かし、患者さんのかかりつけの一般歯科の先生と連携しながら、よりよい治療を目指しています。 - 矯正治療終了後、ホワイトニングをしていただきたいのですが、可能ですか?
- はい。可能です。詳しくは下記をご確認ください。